オールスターも終わり、終盤戦が始まるNBA。今季ここまでキャリアハイの成績を記録している選手の中から選手を独自にピックアップした。(成績は日本時間02/21までのもの。編集の都合上2年目の選手は除いている。)
ヤニス・アンテトクンポ(バックス)
17-18 | 平均得点 | リバウンド | FG成功率 |
27.8 | 10.4 | 約54% |
もはや説明不要。平均得点とリバウンドでキャリアハイを記録しており、得点ランクはリーグ2位という高い数字を記録。フリースローとフィールドゴールのアテンプトは既に昨季を超えており、それでいてFG成功率もキャリアハイの54%を記録している。恩師であるキッドが解任されショックを受けていたものの、その後も素晴らしい活躍を披露している。
ビクター・オラディポ(ペイサーズ)
17-18 | 平均得点 | リバウンド | アシスト |
24.4 | 5.3 | 4.1 |
ドラフト全体2位指名ながら、マジックやサンダーで目立った活躍を披露できていなかったオラディポ。だがポール・ジョージとのトレードでペイサーズに移籍した今季は、ドラフト2位指名のポテンシャルをようやく開花させた。平均得点は昨季より約8.5ポイントもアップし、リバウンド、アシストでもキャリアハイを記録。アテンプトも既に昨季を超えている。オールスターに初選出され、キャリア5年目にしてようやく充実したと言えるシーズンを送っている。
デビン・ブッカー(サンズ)
17-18 | 平均得点 | リバウンド | アシスト |
24.2 | 4.4 | 4.8 |
昨季史上最年少で70得点を記録したことで話題となったブッカー。今季は昨季より平均得点を2点アップさせており、アウェイゲームに限定すればリーグ4位となる約26.8得点を記録している。更に得点だけでなく、リバウンドやアシストでもキャリアハイを記録。フリースロー率と3ポイント成功率、FG成功率でもキャリアハイを記録しており、オフェンス面ではほぼすべての項目で数字をあげている。だがチームは依然としてドアマットチームのまま。自身の能力を活かせるチームはもっとある気がするが・・・
ルー・ウィリアムス(クリッパーズ)
17-18 | 平均得点 | アシスト | フリースロー成功率 |
23.2 | 5.3 | 約89.5% |
ベンチからの起爆剤として長年活躍してきたルー・ウィリアムス。今季もベンチからの出場が多いが、プレータイムがキャリアハイの32.4分を記録しており、その分得点も上がっている印象だ。1月のウォリアーズ戦ではスタメンでの出場でキャリアハイとなる50得点、グリズリーズ戦ではベンチから40得点、10アシストを記録。怪我人だらけだったクリッパーズで孤軍奮闘し、なんとかチームをプレーオフ争いに踏みとどませている。
クリス・ミドルトン(バックス)
17-18 | 平均得点 | リバウンド |
20.0 | 10.4 |
ヤニス・アンテトクンポの影に隠れがちだが、このキャリア6年目のシューターは初めて平均得点を20に乗せており、リバウンドでもキャリアハイを記録している。3ポイント成功率がキャリアワーストなのは気になるところだが、ドラフト39位指名であることを考えれば素晴らしい成長であり、これからの活躍が楽しみな存在である。
スペンサー・ディンウィディー(ネッツ)
17-18 | 平均得点 | アシスト |
13.6 | 6.7 |
ピストンズに38位で指名されたものの、2年目まで全く出場機会のなかったディンウィディーだが、昨季のネッツ加入によって大きく能力を伸ばした。今季はディアンジェロ・ラッセルの怪我によって出場機会を手に入れ、その後素晴らしい活躍を披露。クラッチタイムでの勝負強さも持ち合わせており、チームに欠かせない存在となっている。先日行われたオールスターのスキルチャレンジでは見事優勝し、知名度を上げることとなった。