昨季プレーオフで印象的なパフォーマンスを披露したボストン・セルティックス。
だが、プレーオフでもレギュラーシーズン同様リーディングスコアラーの役割を全うしていたアイザイア・トーマスは、怪我をしながらプレーオフを戦っていた。
結局カンファレンスファイナルでは欠場し、以降長いリハビリ生活へ入ることになったトーマス。
昨季プレーオフ全てを欠場していれば、今季ここまで負傷の影響がなかったのかもしれないが、どうだろうか。
影響があったにしろ無かったにしろ、トーマス自身は昨季痛みに耐えながらプレーオフに出場したことに後悔はないようだ。
彼はこのことについて以下のようにコメント。SLAMが伝えている。
後悔はしてないよ。その時、俺はバスケットボールよりも大きなことを経験していていたから、バスケットボールはその時唯一無感覚でいられるものだったんだ。後悔はしてない。それが現実だし、俺にコントロールできない。俺は「両側で良い決定があればよかったね」と言えるだろうけど、同時にこれが現実なんだ。多くを自分でコントロールすることはできないけど、今俺が修正する問題の焦点は、100%になって復帰することだよ。
トーマスは昨季プレーオフ開始前、妹を交通事故で亡くしていた。
トーマスからしてみれば、バスケットボールをプレイすることが悲しみから立ち直る唯一の手段だったのだろう。
今季は怪我の影響で満足なパフォーマンスを披露できなかったトーマス。来季に期待するしか無い。