今季のNBAのルーキーオブザイヤーは、シクサーズのベン・シモンズとジャズのドノヴァン・ミッチェルに絞られたとみていいだろう。
両者共にチームをプレイオフに導いた立役者であり、どちらかを選ぶのはとても難しい。
一応スタッツで比較した場合、リバウンドやアシストでも貢献しているシモンズに分があるが、ジャズのリーディングスコアラーを担ったミッチェルのインパクトも素晴らしいものだろう。
非常に難しい選択になるわけだが、このことについて聞かれたウォリアーズのドレイモンド・グリーンは以下のようにコメント。SLAMが伝えている。
ドノヴァンもベンも、二人とも特別な年を過ごしてるね。
俺にとって、ドノヴァンを選ぶための単純な事実がある。彼が本当のルーキーだと思うんだ。
ベンは、NBAでトレーニングを積んで、プロのような食事をして、プロのようにビデオを見てると思う。全ての面で違いが生まれてるんだと思う。ファンタスティックな年を過ごしてるから、彼のしたことについて価値を落とさせるつもりはないし、長年にわたってこのリーグを代表する選手の一人になるだろうね。
だけど俺にとって、彼(ミッチェル)がやったこと、つまり大学から出てすぐに彼がやったことは、俺を頷かせるものだね。
果たして新人王はどちらが受賞するのだろうか。
なおこのコメント後に行われたジャズ戦で、ドレイモンド・グリーンはドノヴァン・ミッチェルから強烈なアンクルブレイクを食らっている。