イースト1位でプレーオフ進出を決めたトロント・ラプターズは、プレーオフでも躍進が期待された。
だがクリーブランド・キャバリアーズがペイサーズを倒した時点で、コアなNBAファンはラプターズがキャブスにスイープされた昨季プレーオフを思い出したに違いない。
今季も昨季と同じことが起きるのでは…そんな予想があった中、ラプターズは残念ながら予想通りの結果を出してしまった。
レギュラーシーズンで素晴らしい結果を残しながら、プレーオフでスイープされ敗退。レギュラーシーズンにあれだけ賞賛されたHCのドウェイン・ケーシーに解任論が噴出するほど、ラプターズにとって厳しい結果になった。
チームの柱の一人であるカイル・ラウリーも、この結果の重さを感じているようだ。
彼は試合後、以下のようにコメント。theScore.comが伝えている。
俺にとって無駄な1年だった。
おそらくNBAのファイナルに行けるだろうと俺らは感じていた。それが俺らのゴールだ。それが常に俺にとって本当のゴールだし、今季はそれが唯一の問題だったんだ。
俺らは3年も続けてキャブスに負けた。レブロンは本当に、とても良いね。
結局いつもこう言うんだ。「ベストになって、ベストに勝つ必要がある」とね。そして俺らは連続して過去3年ファイナルに出たチーム相手に失敗したんだ。
デローザンの退場など、後味の悪いシーズンの終え方となったラプターズ。
来季に向け、力強く立ち直ってもらいたい。