カンファレンスファイナルを戦っている4チーム以外は、今シーズンが終了している。
新しいHCを起用するするなど、来季に向けて早くを動きを見せているチームもチラホラ出て来始めている。
というわけで、キャリア4年目を終え、来季制限付きFAになる選手の中から5人をピックアップした。(成績は今シーズン終了までのもの)
ジャパリ・パーカー(バックス)
平均得点 | リバウンド | アシスト | |
ルーキー時代 | 12.3 | 5.5 | 1.7 |
今季 | 12.6 | 4.9 | 1.9 |
昨季は怪我が離脱するまで平均20得点を挙げ、順調な成長を見せていたパーカー。だがNBA入り後自身2回目となる前十字靭帯断裂の大怪我を負い、彼のキャリアはより難しいものになった。復帰を果たした今季後半戦は試合に出場こそしたものの、出場制限がかけられ満足にプレーできず。FA前の選手としては評価し辛い成績しか残せていない。
バックスはパーカーとの再契約に慎重な姿勢を見せているとされ、またパーカーも出場制限がかけられていたことに対して不満をあらわに。去就が不透明な状態になっている。
アーロン・ゴードン(マジック)
平均得点 | アシスト | リバウンド | |
ルーキー時代 | 5.2 | 0.7 | 3.6 |
今季 | 17.6 | 2.3 | 7.9 |
豪快なダンクで有名な彼だが、今季は成績が飛躍的に向上。リバウンドが多く取れるようになり、またチーム2番目のスコアラーになるまでに成長した。だが、調子の良かった序盤のみ。その後は成績を下げ、一時はスタメンから外されることも有るなど、調子の波が激しいシーズンに。
ゴードン自身は残留を望んでおり、今の所ゴードンを狙っているチームも居ないため、マジック残留の確率は高そうだ。
マーカス・スマート(セルティックス)
平均得点 | アシスト | リバウンド | |
ルーキー時代 | 7.8 | 3.1 | 3.3 |
今季 | 10.2 | 4.8 | 3.5 |
成績こそ平凡で、チーム内では先発メンバーですらない。だがこのポジションではリーグ有数のディフェンス力を持ち、ブラッド・スティーブンスHCからの信頼も厚い選手へと成長した。ルーキー時代から多く出場しており、この年のドラフト組では4番目に多く試合に出場している。
今の所移籍・残留の報道はないが、HCの評価がとても高いため残留が濃厚だろう。
ジュリアス・ランドル(レイカーズ)
平均得点 | アシスト | リバウンド | |
ルーキー時代 | 2.0 | 0.0 | 0.0 |
今季 | 16.1 | 2.6 | 8.0 |
1年目こそ全く出場のなかったランドルだが、2年目以降は徐々に成長。今季は2年目のイングラム、1年目のクズマと共にレイカーズのオフェンスを牽引し、大きくな成長を示した。この年のドラフト組では5番目に多く得点を記録している。
本人はレイカーズに拘りがなく、成長できるチームならどこへでも行くと語っているため、行き先は不透明。レイカーズはレブロン・ジェームズやポール・ジョージ、クワイ・レナードを狙っているとされるため、ランドルの去就はスタープレイヤーの行方に左右されそうだ。
クリント・カペラ(ロケッツ)
平均得点 | リバウンド | ブロック | |
ルーキー時代 | 2.7 | 3.0 | 0.8 |
今季 | 13.9 | 10.8 | 1.9 |
今季はジェームズ・ハーデン、クリス・ポールと息の合ったプレイを見せ、MIP候補の3人に選ばれた。得点やリバウンドなどはそれほど昨季と変わっていないが、平均ブロックが大幅に上がっており、ディフェンスでも大きな成長を示した。この年のドラフト組では3番目に多いリバウンド数を記録している。
ロケッツはカペラに対しマックスオファーを提示する予定との報道があり、それがもし事実であれば残留は確実だろう。