今 NBAの移籍市場を最も盛り上げているのは、クワイ・レナードの移籍騒動だろう。
この騒動の原因は自身の怪我に対するセカンドオピニオンを信用してくれなかったスパーズの態度や行動が原因とされているが、どうやら最終的な決定にはあの選手の発言が関わっているのかもしれない。
ESPNによれば、トニー・パーカーのレナードに対するある発言が、レナードにとって「耐えられない負担」になったという。
パーカーのある発言とは、3月にレナードの怪我について語った以下の発言だ。
俺のリハビリは8ヶ月間だった。同じような怪我だけど、俺の方が100倍状態が悪いよ。同じ種類の怪我なのにね。
パーカーは2017年プレイオフに大怪我を負ったが、11月には復帰。パーカーからしてみれば自分と同じような怪我をしたレナードが復帰しないことに不信感を抱いていた。
この発言の直後レナードはチームメディカルが出した診断に疑問を感じ、セカンドオピニオンを求めニュヨークへ。
このニューヨークへ行った行為がこの騒動の核とされてきたが、その裏にはパーカーの発言が尾を引いていたのかもしれない。
なおスパーズはレイカーズ、セルティックスとトレードについて協議していると報じられている。