昨季途中にフランチャイズ・プレイヤーと目されていたブレイク・グリフィンをトレードしたことで、クリッパーズは再建期に入ることになった。
クリッパーズがどのようにチームを再建するか注目だが、クリッパーズのオーナーを務めるスティーブ・バルマーはシクサーズのように何シーズンもタンク(わざと負けてドラフト上位指名権を得ようとする行為)をするつもりはないようだ。彼のいかのコメントを Los Angeles Timesが伝えている。
それ(タンク)は目指していない。ありえない。
自分らのやり方でできる。我々の方法は良くなるだろう。がっかりさせる1年か2年を見せるつもりはない。我々はシクサーズのようなゴミのような長くハードな5,6年を経験するよりも高い期待を持ってる。今の選手達を見て、どうやってタンクをするんだい?
昨季開幕前にクリス・ポールが、途中にブレイク・グリフィンが、そして今季ディアンドレ・ジョーダンがチームから離れたため、1年でクリッパーズは全く違うチームになった。
タンクなしの再建は近年のNBAを見ていると難しいようにも見えるが、勝ちながらチームが成長することはファンにとって最高のことだろう。
レブロンが加入したレイカーズばかりに注目が集まるが、LAのもう一つのチームとしてクリッパーズの意地を今季は見せてもらいたいところだ。