サンダーの大黒柱のエースであるラッセル・ウエストブルックは今季もオールラウンドな活躍が期待されている。
だが、そのプレイスタイルは度々批判を受けてきた。
過去2年は連続でシーズントリプルダブルというとんでもない記録を樹立したが、チームはプレイオフ序盤であっさり敗戦。特に昨季はポール・ジョージとカーメロ・アンソニーという大物が加入し躍進が期待された上での敗戦だったため、大きな失望を受けたファンも多いかっただろう。
そのオールラウンドな活躍が「アンセルフィッシュ」な動きに見えてしまう。そんな見方をする人は増え、一時はウエストブルック不要論がメディアやリーグ関係者の間で流れたほどだった。
だが、チームメイトのジェレミー・グラントはウエストブルックをとても信頼しているようだ。彼の以下のコメントをHoopsHypeが伝えている。
(ウエストブルック不要論は)無知なだけだ。
ラスはとても素晴らしいチームメイトで素晴らしい人間。選手たちはとても彼とプレイしたがってる。メディアの間には大きな誤解があると思うし、なぜそういうふうに言ってるのかわからない。
彼は素晴らしい選手。俺らは全員勝利を手にしたいから、素晴らしい選手と一緒にプレイしたいんだ。
俺らは確実に(タイトル)コンテンダーだと感じてる。アメイジングなタレントがチームにいて、ウエストのトップチームたちと同じところにいるんだ。
ポール・ジョージがサンダー残留を決めた際もウエストブルックの存在が大きかったと語っており、ウエストブルックのチームメイトからの信頼は相当なようだ。
だが結果が出ていないのも事実。今季ウエストはレブロンのレイカーズ加入によってさらに激しい競争になるが、ウエストブルックはチームをさらなる高みへ導けるだろうか。