今季開幕からスタメンとして出場していたシクサーズのマーケル・フルツは、先日肩の専門医の処置を受けるべくチームを離れると発表した。
このことからその後マーケル・フルツのトレード報道が流れ、フルツの今後は未確定な状況に。
オフにはトレーナーと共にシュー練に取り組み、良い状態で開幕を迎えたと思われていたフルツだが、FG成功率は4割前半、3ポイント成功率2割後半とイマイチな出来に終始。首脳陣やファンをがっかりさせている。
だがチームメイトのジョエル・エンビードは、フルツに悪い感情を抱いていないようだ。彼の以下のコメントをThe Athleticが伝えている。
最初の2年間俺も同じようなことを経験したけど、これは違うことだと思う。俺はわからない。本当にどうなるかわからないし俺はシクサーズ の選手…彼を助けて良いアドバイスを送ることが、俺にできる全てのことだ。
彼はうまくプレイしてる。ベンチに行っても、自分の仕事をしてる。彼とプレイするのが好きだ。特にピックアンドロールで、俺らはうまくできてる。彼には多くのポテンシャルがあるし、俺は自分の仕事と彼の手助けをし続けるつもりだ。
最初の2年間難しい時を過ごしたエンビードにとって、フルツの気持ちは痛いほどわかるかもしれない。
だがシクサーズはプレーオフ上位進出に向け前に進んでおり、先日はオールスターフォワードのジミー・バトラーを獲得。
フルツに残されている時間はあまりないように見えるが、この先どんな展開が待っているのだろうか。