昨季ファイナルで前十字靭帯断裂という重傷を負い、今季は試合に出場せずリハビリに時間を費やしてきたクレイ・トンプソン。
開幕後手を骨折し長期離脱していたステフェン・カリーとは違い試合の観戦もせずリハビリに集中してきたようだが、HCのスティーブ・カー曰く今季はトンプソンにとってとても辛いシーズンだったようだ。彼の以下のコメントをSLAMが伝えている。
クレイにとって、とてもとても辛いシーズンになった。彼は試合をとても愛していて、怪我したことによってプレイすらできなくなった。ステフとは違って、ここ数か月は観戦していなかった。私はそれでOKだった。フラストレーションが溜まるからといって実際に見ることが何の意味もない訳ではないからね。
とはいえカー曰くトンプソンのリハビリは順調に進んでおり、ここ数週間でチームメイトとシューティング練習ができるまでになっているという。モチベーションも高く、来季に向け周到な準備を行っているようだ。
シーズン開幕前は東京オリンピック出場を目標にしていると明かしていたトンプソン。今季はチームも下位に低迷し辛かっただろうが、完全に回復するであろう来季はその鬱憤を晴らす活躍を披露するに違いない。