ニューヨーク・ニックスにドラフトされニックスの将来を担うとされていたクリスタプス・ポルジンギスだが、3年目の2018年に前十字靭帯断裂という大けがを負った。その後はニックスからトレードされダラス・マーベリックスへ移籍すると、5年約1億5800万ドルで契約を延長。復帰を果たした今季はルカ・ドンチッチと共にマブスを牽引している。
ニックスで大黒柱となる活躍をしていただけにマブスへのトレードは驚きを持って伝えられたが、ポルジンギスはマブスの雰囲気を相当気に入っているようだ。彼の以下のコメントをNY Postが伝えている。
俺にとって主要なことは常に勝利することで、ここにきてすぐ小さなことや詳細が違っていることが見れたんだ。多分どちらの組織もやり方ってのを持ってて、文化を持ってて、俺が来た時マブスは移行年だった。ダーク(ノビツキー)がキャリアを終えて俺達は次なる理由、将来について探していて、最初の年だったんだ。これから始まったって感じだった。そして俺達の周りには正しい人間がいて、もっと遠くまでいける自信がある。
(今季は)いいリズムだったと思う。最初の数か月はいろんなことに適応する必要があった。怪我から復帰しただけでなく、新しい組織、コーチ、システム、ルカ(ドンチッチ)とプレイすることに慣れる必要があった。全ての要素がファクターだった。
いいバスケットボールが出来てたように感じる。だけど常に上り下りがある。主要なことは俺がすっきりとして気持ちで目標を持って選手として成長し続けることさ。
ポルジンギスは今季ここまで平均19.2得点を記録。3年目怪我するまではニックスで平均22.7得点を記録していたため今季はまだまだ本調子ではないだろうが、最低限の仕事は果たしていると言っていい。
現在はコロナウイルスの影響でシーズンが中断されているが、今後もドンチッチとのヨーロピアンコンビで相手チームに脅威を与え続けることだろう。