シーズン再開について活発な議論がなされているNBA。
黒人差別問題による影響によりシーズン再開を望まない選手が一部いる一方、NBAというプラットフォームを利用しプレイしながら声を上げるべきとの意見もある。
このことについて、選手会長を務めるクリス・ポールは以下のようにコメント。NBPA.comが伝えている。
NBA選手の連合として、リーグとして、我々の共同プラットフォームを利用して問題にスポットライトを当て、変化をもたらすために取り組むことが俺達の仕事だ。選手として、問題の実用的な解決を実行する指導的役割を果たしてきたが、オーランドと長期的の両方で勢いを持続させ、現実に続く変化を社会にもたらすための多くの取り組みがある。
なおコミッショナーのシルバーも「我々のシーズン再開の共通の目標は、オーランドのプラットフォームを利用して重要な問題に注意を向けること」と語っている。
NBAとしてはシーズン参加は自由だが、差別やその他の問題から目を背けるつもりはなく、むしろシーズン再開を使って声を上げメッセージを伝えていくつもりだろう。
果たしてシーズン再開にどれだけの選手が集まるだろうか。