タイトルを獲得したロサンゼルス・レイカーズが、多くのチームに先駆け戦力補強に動いたようだ。
ESPNによれば、レイカーズはサンダーからデニス・シュルーダーをトレードで獲得するという。
ESPNの情報源によれば、(現地時間)月曜日午後の移籍ウィンドウが解除される前に、ロサンゼルス・レイカーズはオクラホマシティ・サンダーからデニス・シュルーダーを獲得する予定であるという。原則として月曜日に正式に合意され、水曜日の夜のNBAドラフト後に最終決定されるようだ。
また情報源によれば、ドラフト28指名権で指名した選手とダニー・グリーンとのトレードになるという。
レイカーズは昨年アンソニー・デイビスを獲得するためにドラフト4位指名権をペリカンズに放出している。2年連続で1巡目指名権を送ることは出来ないという取り決めがあり、その影響でこのような形の取引になったようだ。
シュルーダーは昨季ベンチからの出場が多いながら平均18.9得点を記録した27歳のガード。本人はロサンゼルス勢からのオファーを認めつつサンダー残留を希望していたものの、得点力があるガードとして再建を狙うサンダーが放出を考えていたようだ。
なおレイカーズはタイトル獲得に貢献したレイジョン・ロンドとエイブリー・ブラッドリーがFAになるが、シュルーダーを獲得したことで彼らを失う可能性が出てきている。
サンダーはシュルーダーを放出したことで一気に再建に向かう可能性がある。FAのダニーロ・ガリナリとトレードの噂が根強いクリス・ポールも、サンダーを離れる可能性がより高まったといえるだろう。