ここ数年ジョエル・エンビードとベン・シモンズを軸に戦っているフィラデルフィア・シクサーズだが、いまいちな成績に終始している。
プレイエリアも被っていることからどちらかをトレードに出すべきではとの声が根強いが、先日新しくＧＭに就任し早速手腕を振るっているダリル・モーリーＧＭは彼ら二人に大きな期待を寄せているようだ。
米掲示板レディットで二人についてファンに聞かれた際の彼のコメントをClutch Pointsが伝えている。
ベン（24歳）とジョエル（26歳）は全盛期を迎えるスーパースターだ。こういうケースを見つけることは実際には稀であり、大体は特別なことに繋がるんだ。ベンとジョエルをヒストリカルな選手達と比較すると二人とも完璧な比較はできないが、彼らの年齢や活躍を考えると史上最高の選手になる可能性が高いよ。
まだ若いためここ数年は毎年高い期待を抱かれているが、二人とも個人では素晴らしい成績を残す一方チームを高みに導けずにいる。
新たにHCに就任したドック・リバースも彼らに大きな期待をしていたが、エンビードは怪我、シモンズはロングショットというわかりやすい弱点を克服できるだろうか。
なおアメリカではよくチームのGMなどが掲示板に現れ実際にファンの質問に答えることがある。モーリーは他に「一緒に働いた中で最も好きな選手は？」という質問に「選べないよ！」と前置きしたうえで「シェーン・バティエ、ヤオ・ミン、ルイス・スコラ」と答えている。渋い。