昨季トレードでウルブズへ移籍したアンドリュー・ウィギンスは、今季攻守両面で大きな成長を遂げている。
一方のウルブズは再建期から未だ抜け出せず厳しい時を過ごしているが、NBA入りから5シーズン半を過ごした古巣について彼は以下のようにコメント。Star Tribuneが伝えている。
彼らは俺に対し複雑な感情を持っていたと思う。一部の人間は俺を愛していたし、一部の人間は俺を嫌っていた。試合中にブーイングする奴もいたけど、ターゲットセンター(ウルブズのホーム)を離れた時、ネガティブな雰囲気は全く感じなかった。あの街を離れた時、周りに軽蔑なそういった感情は無かったんだ。クールだったよ。
振り返ってみると、トレードはお互いにとってベストだった。ウォリアーズはウィングを欲しがっていて、ミネソタはプレイメイクが出来てタウンズと共にプレイできる選手を欲しがっていた。ポイントガードを欲しがっていたんだよ?お互いにとってベストだったんじゃないかな。
ウルブズでは3年目に平均23.6得点を記録するなど順調に成長していたが、4年目以降は3年目の成績を超えることが出来ず。また得点しかできないことやチームを勝利に導けないこと、効率の悪さから「スタッツ稼ぎ」のレッテルを貼られることが多かった。
今季は平均17.4得点とルーキー以降では最も低い数字だがキャリアで初めて3ポイントを40%以上の成功率で決めており、ディフェンスで大きな改善を見せている。
まだまだ未完成な部分も多いが、ウィギンスはウォリアーズで更なる成長を見せてくれそうだ。