日本時間5月17日にNBAシーズンの全日程が終了し、ウォリアーズのステフェン・カリーが満票MVPシーズン以来となる得点王を獲得した。
シーズン序盤からワシントン・ウィザーズのブラッドリー・ビールが得点王争いを牽引していたが、後半戦以降理不尽3ポイントを決めまくったカリーが一気に追い抜き、最終的にカリー31.8得点/ビール31.4得点と0.4差での得点王獲得となった。
ここ数シーズンはジェームズ・ハーデンが理不尽な得点能力を披露し2位に大差をつけ得点王を獲得したが、今季のような得点王争いデッドヒートは長い歴史の中でいくつか存在するようで、今回はSportsKeedaがまとめた「最も僅差だったスコアリング争いトップ5」を見てみよう。
5位 アレン・アイバーソン&シャキール・オニール
差:0.5
1998-99の得点王レースはたった0.5得点差だった。どちらも最終的にタイトルを獲得することはなかったものの、シーズン全体を通してシャキール・オニールとアイバーソンは得点王争いを行っており、両者ともにカンファレンスセミファイナルで敗れ去ったのである。
総得点では上回ったシャキール・オニールだが平均得点では1試合出場試合数の少なかったアイバーソン(平均26.8得点)に敗れる形となった。シャックはこの年3度目の得点レース2位フィニッシュであり、1998年と1995年はそれぞれデイビッド・ロビンソン、マイケル・ジョーダンに敗れている。