日本時間6月23日行われたウェスタンカンファレンスファイナルフェニックス・サンズ戦第2戦で、クリッパーズのエースであるポール・ジョージはチームハイとなる26得点を記録した。
試合残り30秒ほどの場面では一時逆転となるミドルレンジショットを決め勝負強さを発揮したジョージだが、残り10秒1点差リードの場面で得た2本のフリースローを外すと、その後ディアンドレ・エイトンの決勝アリウープでチームは敗れてしまった。
ジョージが2本ともフリースローを入れていればクリッパーズが負ける確率は非常に低かった訳だが、試合後ジョージはフリースローについて以下のようにコメント。Clutch Pointsが伝えている。
勝利の機会を逃してしまった。パット(パトリック・ビバリー)が素晴らしいプレイを披露してリードを広げる状況を作ってくれた。俺は常に自信をもってフリースローラインに立ってる。だけど今日はリードを広げることが出来なかった。
ジョージは今季レギュラーシーズンでフリースローを87.2%の成功率で沈め、プレイオフでもこの試合前まで89.2%の確率で決めていた。だがこの試合では10本中5本しか決めることが出来ず、わずか30秒の間に天国と地獄を味わうことになってしまった。
なおエイトンの決勝アリウープのYouTubeコメント欄では「ベン・シモンズ『俺と一緒にいかにフリースローが大事か話そう』」「ベン・シモンズ『俺だけじゃないだろ?』」「シモンズは彼のダンクで許された」など先日の試合でフリースローを外しまくり戦犯となったシモンズをネタにするコメントが目立っていた。
ジョージは元々フリースローを安定して決める選手であるが、このプレイオフではいつもより高い緊張感でフリースローを放つことになりそうだ。