プレイオフの残念な出来によりトレードの噂が高まっているベン・シモンズ。得点面で大きな不安を残した彼だが、リーグ屈指のディフェンス力とプレイメイキング能力は間違いなく、多くのチームが彼を狙っているとされている。
だが、彼を狙うチームは想像よりシクサーズの要求が高いことを加味してオファーせねばならないのかもしれない。
Bleacher Reportによれば、シクサーズはインディアナ・ペイサーズから提示されたオファーを拒否したという。
シクサーズはベン・シモンズに関するオファーをすでに提示されているが、オールスターに近い選手でなければトレードしないというスタンスであり続けている。最近だと彼らはペイサーズから提示されたマルコム・ブログドンと1巡目指名権のオファーを拒否した。
詳細が確認できないため評価するのが難しいが、このオファーを聞いた限りだとペイサーズが不利なのではとすら感じてしまう。全体的な選手の能力や年齢を考えるとシモンズのほうが上かもしれないが、安定したシュート力と平均20得点を記録できる力を持っているブログドンはシクサーズにとって喉から手が出るほど欲しい選手なはずだ。
つまりシクサーズはそれほどシモンズの価値を高く見積もっており、彼を獲得するには高いハードルを越えなければならないということだろう。
なおシモンズに関しては親友カール・アンソニー・タウンズがいるティンバーウルブズが獲得したがっていると報じられている。シモンズに対するトレードトークはまだまだ続きそうだ。