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ダンカン・ロビンソン「ディフェンスが軽視されているという見方は馬鹿げてる」

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ハンドチェック禁止と3ポイント時代の到来により、現代のNBAはスコアリングプレイヤーの黄金期となっている。

そのため一部のファンからはディフェンスの欠如による面白さの低下や「ソフト」といった声が上がっている訳だが、自身のYoutubeチャンネルに動画をアップしたリーグ屈指のシャープシューターであるダンカン・ロビンソンによると、そういった見方は馬鹿げているという。

NBAはディフェンスに重点を置いていると声を大にして言いたい。ディフェンスのローテーションやカバーのドリル、映像学習のために割かれる時間がたくさんある。ほとんどの場面で、選手達はディフェンスでうまくプレイできなければ説明することを求められるんだ。

「NBAでは誰もディフェンスしてないし簡単に20,30得点できるよね」って考えはとても馬鹿げてる。ディフェンスで仕事を貰ってる選手はNBAにたくさんいるし、そういった選手の仕事は良いディフェンスをすることで、その報酬も大きい。だからNBAのチーム、コーチ、フロントオフィス、選手達がディフェンスを気にしないなんて俺に言わないでくれ。その見方は間違ってる。


2019年、2020年にタイトルを獲得したトロント・ラプターズとロサンゼルス・レイカーズはリーグ屈指のディフェンス力を持つチームであり、今季リーグベストの成績を残したユタ・ジャズや数年ぶりのプレイオフ進出を果たしたニューヨーク・ニックスも強力なディフェンス力を持つチームだった。

スコアリング全盛の時代とは言え今もディフェンス力が重要なことに変わりはなく、軽視しているのはファンのほうなのかもしれない。

なおこの動画に対し現地コメント欄では「軽視しているのはプレイヤーやチームではなくルール」「軽視しているとは思わないけど、ファウル誘発やバスケットボールじゃないプレイが問題だと思う」「全てはそうさせているルールが問題」といったルールに対する意見が多かった。

先日NBAがジェームズ・ハーデンやトレイ・ヤングなどが多用しているわざとファウルを貰うプレイについて新しいルールを制定するとの報道が流れていたが、来季はディフェンスに対する見方を少し変えたほうが良さそうだ。

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