ドラフトロッタリーで2021年のドラフト1位指名権を獲得したデトロイト・ピストンズは、1位指名が有力視されていたケイド・カニングハムを獲得すると見られている。
そのピストンズについて、カニングハムはロッタリー前から良い印象を抱いていたようだ。彼の以下のコメントをNBC Sportsが伝えている。
俺はデトロイトが好きだよ。ロッタリーが行われる前からデトロイトの音楽を聴いてきたし、既にデトロイトの文化に敏感だったよ。
もしデトロイトが俺を選んだら、デトロイトやミシガンの人間の素晴らしさを具現化したい。アンダードッグなものを感じるし、俺はそういうのが好きだ。もし1位指名でデトロイトに指名されれば、赤白青のユニフォームを最大限に利用して彼らの素晴らしさをコートに持ち込みたい。
カニングハムは203cmのプレイメイカー兼スコアラー。体格やプレイスタイルが非常に似ているルカ・ドンチッチとの比較論には「よく聞くけど、同年代の人との比較はあまり好きじゃない。今から戦おうとしてるからね」と語っている。
カニングハムはピストンズとしかワークアウトを行っておらず、ピストンズの指名は確実視されている。事実オクラホマシティ・サンダーから提示されたシェイ・ギルジアス・アレクサンダー+ドラフト6位指名権という魅力的なパッケージを拒否している。
ピストンズファンに対し完璧なPRに成功したカニングハム。ピストンズではどんなプレイを見せてくれるだろうか。