先日ロサンゼルス・クリッパーズとメンフィス・グリズリーズの間でトレードが合意し、クリッパーズがパトリック・ビバリー、レイジョン・ロンド、ダニエル・オトゥルを、グリズリーズがエリック・ブレッドソーを放出した。
この動きは謎トレード感があったが、クリッパーズにとってはサラリー&タックスの削減、グリズリーズにとっては1人のサラリーを3人に分割したことにより両リーム共にサラリー面で融通の利く状況になったようだ。
そしてFadeaway Worldによれば、クリッパーズのビバリーが放出されたことにより驚きの事実が明らかになったという。
パトリック・ビバリーがトレードされたことにより、ロサンゼルスの2チームのロスターには17-18シーズンのロスターに登録されていた選手が一人もいなくなった。LAの現ロスターで最も長い期間プレイしているのはちょうど3年前にFAでやってきたレブロン・ジェームズなのだ。
ちなみにビバリーがトレードされ、クリッパーズで最も長くプレイしている選手は18-19シーズン途中にレイカーズからトレードで加入したイビチャ・ズバッチだ。両チームともに17-18シーズンにプレイした選手が居ないのは興味深い事実だ。
嘘くさかったので調べてみたところ、本当に誰もいなかった。
3年前にFAでやってきたレブロンがロサンゼルスで最古参という事実は信じ難いが、レイカーズは翌年アンソニー・デイビスを獲得するために、クリッパーズはポール・ジョージを獲得するために多くの選手やアセットを放出したため、そうなるのも致し方ないのかもしれない。
なお今夏のオフシーズンでクリッパーズは主だった動きが無かったものの、レイカーズはラッセル・ウエストブルックを獲得しまたしてもロスターを再編成しており、うまくいくか注目が集まっている。