元ドラフト1位であり3度オールスターに選ばれリーグベストディフェンダーであり屈指のオールラウンダーでありイケメンのベン・シモンズだが、昨季プレイオフで酷い出来を披露してしまい今夏はとんでもない量のトレードトークが流れている。
シクサーズはシモンズのトレードでの放出に動いているものの、オファーしたいくつかのトレードパッケージはすべて断られている状況。FA市場のピークも過ぎトレーニングキャンプが始まろうとしているが、難しい状況が続いている。
そんな中、以前彼の獲得に興味を持っていたあるチームがまだ興味を持っている模様。The Athleticによれば、ミネソタ・ティンバーウルブズがまだシモンズの獲得に興味を持っているという。
ドラフト前から数週間かけて交渉したシクサーズは今ベストなオファーを見つけようとしている。多くのチームと交渉し前進もあったと思うが、トレードが成立することがなかった。ミネソタは最も彼の獲得に興味を持っているチームだが、パッケージには3つ目のチームを絡める必要があり簡単ではない。だが成立のプレッシャーがかかるシーズン開幕前に、この状況はクライマックスに近づく可能性がある。
ここまでチームがトレードで放出したがっているのに決まらない事例もなかなか見られないが、ロケッツで数々の大型トレードを主導した現GMダリル・モーリーですらシモンズを放出できないほど、状況は詰まっている。
お友達のカール・アンソニー・タウンズが所属するウルブズはシモンズにとって魅力的な移籍先になるかもしれないが、トレードはトレーニングキャンプ前に成立するだろうか。