トレードの噂が出てからいつまでたっても続報が流れてこずこちらをイライラさせているベン・シモンズとジョン・ウォールの件を除き多くのチームが大まかなロスターの陣容を確定させ、これから最後の1~2枠をかけ当落線上の選手らがトレーニングキャンプでアピールする時期に差し掛かろうとしているNBA。
このオフシーズンでも例年同様様々な動きがあった訳だが、今回はFadeaway Worldがまとめた「各チーム最大の獲得&放出」を見てみよう。
【イースタンカンファレンス編】
デトロイト・ピストンズ
最大の獲得:ケイド・カニングハム
カニングハムは今夏のドラフト1位指名選手。チャウンシー・ビラップス以来となる注目ポイントガードであり、オクラホマ州台では平均20.1得点6.2リバウンド3.5アシストを記録。現在のピストンズのロスターを考えると、彼が再建の中心になると見られている。まだ競争できるチームになるには長い時間がかかるだろうが、彼はファンからの注目を浴びるだろう。
最大の放出:メイソン・プラムリー
プラムリーはチームをガラリと変える選手ではないが、昨季は平均得点が2016年以来最高であり、キャリアハイとなる9.3リバウンドを記録した。決してスターターとしてプレイする選手ではないものの、ピストンズはフィジカルなリバウンドで彼の存在を惜しむはずだ。
オーランド・マジック
最大の獲得:ジェイレン・サッグス
(ドラフト8位の)フランツ・ワグナーも良い獲得だったが、5位のサッグスのポテンシャルは無限大だ。昨季ゴンザガ大でプレイした際は平均14.4得点5.3リバウンド4.5アシストを記録し、トーナメント準決勝でのブザービーターは大きな話題に。マジックはヒドゥ・ターコルー以来となる正当なシューティングガードを獲得した。
最大の放出:オット・ポーターJr
ポーターはマジックでたった3試合しか出場しなかったが、マジックがこの夏放出した選手は彼とドウェイン・ベーコンのみだった。そのため昨季平均8.0得点FG成功率11%だった彼が最大の放出だ。