2019年ドラフト30位でクリーブランド・キャバリアーズに指名され1年目から平均二桁得点を記録したケビン・ポーターJrだが、昨季開幕前に銃器不法所持により逮捕されキャバリアーズでプレイできないでいると、その後ロッカールームでキャバリアーズのGMであるコービー・アルトマンと衝突しヒューストン・ロケッツに放出された。
その後は再建途上のチームにおいて印象的な活躍を披露した訳だが、ケビン・ポーターJrは自身を獲得したロケッツについて以下のようにコメント。NBC Sportsが伝えている。
この組織は俺の人生を守ってくれたかもしれない。俺はここに居て満足しているししばらくはここに居たい。俺は新しいシナリオが必要だったし、落ち込んでいた時にロケッツは俺を選んでくれた。彼らは愛と信頼を俺に与えてくれたし、より良い選手、人間になろうというモチベーションになったんだ。
ロケッツに移籍したケビン・ポーターJrは水を得た魚の如く活躍し、4月のバックス戦ではリーグ屈指のディフェンダーであるドリュー・ホリデーを相手にしながら50得点10アシストととんでもない活躍を披露。左利きとあって、昨季途中までチームを牽引していたジェームズ・ハーデンの後継となる活躍が期待されている。
ロケッツは今夏NBAドラフトでスコアリングガードのジェイレン・グリーンを獲得。ケビン・ポーターJrと共にバックコートでコンビを組むと見られており、ロケッツの再建はこの2人を軸に進んでいくと見られている。
ロケッツ移籍後もストリップクラブで乱闘騒ぎを起こしたとして処分を受けるなど素行不良はあまり変わっていないようだが、3年目の今季彼はどんな活躍を披露してくれるだろうか。