昨季躍進を果たしたフェニックス・サンズにおいて重要な役割を担ったディアンドレ・エイトンだが、今夏資格のあった延長契約をチームと締結することが出来ず。来季制限付きFAになることが決定した。
エイトンはマックス契約を狙っていた一方サンズはオファーしなかったようだが、エイトンは今契約のことについては全く考えないようにしているようだ。彼の以下のコメントをThe Undefeatedが伝えている。
交渉はうまくいかなかったけど、今は考えないようにしている。
俺が出来るのは一生懸命働いてサンズの勝利に貢献すること。結局は勝利が全てだよ。このリーグで何かを稼ぐには、勝者になる必要がある。勝利に導く必要がある。ノイズはすべてシャットアウトしたし、契約延長のことは全く気にしていない。
交渉する時間はあったけどデッドラインがあってうまくいかなかった。最終的に良い結果をできれば良い。まだ働く必要があるし、コートでプレイする必要がある。まだ誰も俺の上からダンクできないようにしないといけないし、得点させないようにして勝たないといけない。今はそういう精神を持ってる。
エイトンは昨季ビッグマンとしては圧倒的な身体能力を活かし攻守両面で活躍したが、オフェンス面では依然として一人では得点を記録できない選手という評価を覆えせずにいる。ただその存在感はチームにとって必要不可欠であり、サンズとしても彼に大型契約をオファーするか非常に悩ましいところだろう。
また今季はここまで平均16.3得点11.1リバウンド(キャリアハイ)を記録しているが、この数字も決して傑出している訳ではない。エイトンがその評価を確立させるには数字に出ない部分だけでなくわかりやすい結果が求められそうだが、勝負の年となる今季は最終的にどんなパフォーマンスを残すだろうか。