過去2年主力の怪我やコロナウイルスの影響を受け満足のいく出来を披露出来ていなかったウォリアーズのドレイモンド・グリーンだが、今季は特にディフェンス面で素晴らしいパフォーマンスを披露している。
オフェンスだけでなくディフェンス面でもチームとしてリーグトップクラスの成績を残しているのドレイモンド・グリーンの統率力がずば抜けているからなのだが、そのグリーンについてユタ・ジャズを率いるクイン・スナイダーHCは以下のようにコメント。Fadeaway Worldが伝えている。
もしMVPの議論をするために誰かの名を挙げるとするなら、私はドレイモンド・グリーンの名を挙げるだろう。多分数字は他の候補に比べて大きく劣るから厳しいだろうけど、彼のやり方は素晴らしい。
グリーンは今季平均8.3得点7.9リバウンド77.7アシスト1.4スティール1.3ブロックFG成功率54.3%(キャリアハイ)を記録。確かに数字ではステフェン・カリーやケビン・デュラント、ヤニス・アンテトクンポといった他のMVP候補に見劣りしているが、高いバスケットボールIQとディフェンス力はもはや言うまでもなく、平均失点リーグ1位となるチームディフェンスの大きな要因となっている。
グリーンがMVPの議論に含まれることは無いだろうが、序盤から凄い勢いで勝利を積み重ねているチームがこのままの勢いを続ける限り、グリーンの評価はますます上がっていくことだろう。
なおスナイダーを受け、グリーンは以下のように反応している。
彼の言う通りだし、ゲームを見ている人間ならそう思うんだろう。これ以上どうやって説明したらよいかわからないけど、勝利に影響を与えているという点で、スナイダーの言う通りだと思う。