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ドック・リバースHC「マイアミ・ヒートに腹が立つ」

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序盤からジミー・バトラーやバム・アデバヨなど主力の負傷離脱に悩まされていたマイアミ・ヒートだが、ここまで44試合で28勝16敗と素晴らしい成績を残しイースタンカンファレンス上位につけている。

またアデバヨ不在時はビッグマンの選手が不足し現役最年長41歳のウドニス・ハスレムが10分以上試合に出場することもあったのだが、一方でドラフト外ルーキーであるオメール・ユルトセブンが一気に台頭しチームを救う活躍を見せている。

先日行われたフィラデルフィア・シクサーズ戦ではスタメンとして試合に出場し22得点とキャリアハイとなる得点を記録したのだが、試合後そのシクサーズでHCを務めるドック・リバースはユルトセブンについて以下のようにコメント。Fadeaway Worldが伝えている。

ヒートがどこからあのような選手達を獲得するのか私にはわからない。腹が立つよ。

ドラフト外ルーキー故序盤は出場機会が不安定だったユルトセブンだが、12月のオーランド・マジック戦からスタメンセンターとして起用されると10試合で平均13.6得点13.9リバウンドと予想外の活躍を披露。秘かな注目を集めている。

マイアミ・ヒートは特にここ数年無名の選手をローテーションプレイヤーにさせており、昨季ドラフト外ながら大型契約を締結したダンカン・ロビンソンがその代表例。その彼は今季不調に陥っているが、その不調を補うようにこれまたドラフト外でキャリアをスタートさせたマックス・ストゥルースが今季ここまで平均11.7得点3ポイント成功率41.7%と素晴らしい数字を残している。リバースが「彼ら」と表現したのは、ヒートがスカウトや育成力を駆使し無名の選手を戦力に育て上げているのを知っているからだろう。

なお日本時間1月18日に行われたトロント・ラプターズ戦ではスタメンセンターのバム・アデバヨが約6週間ぶりに試合に復帰し、ベストメンバーが揃いつつある。ユルトセブンの活躍により手薄だったビッグマンのバックアップにも目途が立ち、これからさらに良い成績を残すかもしれない。

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