ここ2年プレイオフに進出することが出来ず今季は19勝31敗と大きく負け越しているサンアントニオ・スパーズ。HCグレッグ・ポポビッチのレギュラーシーズン最多勝利記録が迫っているが、それ以外特に話題の無いシーズンを過ごしている。
そのスパーズにおいて目立ったシーズンを過ごしているのが、キャリア6年目を過ごしている25歳のポイントガード、デジャンテ・マレーだろう。その活躍はリーグトップクラスであり、一部ファンからはオールスター入りを願う声もあるほどだ。
そのマレーについて、昨季までスパーズでチームメイトだったデマー・デローザンは以下のようにコメント。kens5.comが伝えている。
彼はオールスターに選ばれるべきだよ。デジャンテ・マレーほど良いポイントガードはそんなにいないから、スパーズの成績はこれからもっと良くなるんじゃないかな。彼は素晴らしいバスケットボールをしてる。オフェンス面だけじゃなく、ディフェンス面でもね。
彼はリーグのベストツーウェイプレイヤーの1人だ。個人的意見だけど、彼のやっていることはもっと注目されるべきだよ。
ディフェンス力のあるポイントガードとして2年目の途中からスパーズのスタメンで起用されてきたデジャンテ・マレー。18-19シーズンは前十字靭帯断裂という大怪我を経験したが、今季はここまで45試合で平均19.4得点8.4リバウンド9.1アシスト2.0スティール(リーグトップ)を記録。得点リバウンドアシストスティールは全てキャリアハイであり、トリプルダブルの達成回数でニコラ・ヨキッチに次ぐリーグ2位に位置するなど、完全にブレイクイヤーとなるシーズンを過ごしている。
オールスターのリザーブはまだ発表されておらず、マレーが選ばれるかどうかは微妙なところ。ただここまでの数字をシーズン後半も継続的に披露することが出来れば、彼の評価はグンと上がり間違いなくチームの将来は明るくなる。
デローザンがオフにブルズへ移籍したため今季のスパーズはスタープレイヤーがおらず非常に地味なチームであるため、マレーの活躍はあまりフューチャーされていない。だがオールスターに選ばれれば彼に大きな注目が集まることになりそうだ。