日本時間2月11日未明フィラデルフィア・シクサーズとブルックリン・ネッツとの間で大型トレードが成立したと報じられ、ネッツがベン・シモンズ、セス・カリー、アンドレ・ドラモンド、2022年1巡目指名権、2027年プロテクト付き1巡目指名権を獲得。シクサーズがジェームズ・ハーデン、ポール・ミルサップを獲得したという。
おそらく今年のデッドラインで行われた最も大きいかつ驚きを与えたトレードになるだろうが、一方で気になるのは今季1試合もプレイしていなかった(というかシクサーズでプレイすることを拒否していた)ベン・シモンズがネッツでプレイするかどうかだろう。
その点について、ネッツファンは胸を撫で下ろして良いかもしれない。ESPNによれば、シモンズのエージェントを務めるクラッチスポーツ社の代表リッチ・ポールが、シモンズの試合復帰に関しコメントしたという。
リッチ・ポールがESPNに伝えたところによると、ベン・シモンズは既にケビン・デュラントやショーン・マークス(GM)と話をしたという。シモンズはネッツ加入及びプレイへの復帰を心待ちにしており、ポールは「我々は彼を試合に復帰させる必要があるが、今は素晴らしい方向にステップしている」と語った。
ようやくプレイできる環境に身を置くことが可能になったシモンズにとって、今以上の状況はないだろう。シュート力はないがディフェンス力とプレイメイキング力は間違いなく、ネッツが求めていた人材でもある。
シモンズがいつ復帰するかはまだわからないが、物事が既にスムーズに進んでいるように見えるため、我々は予想以上に早くシモンズがネッツのユニフォームを着てプレイする姿を見ることが出来るかもしれない。