シカゴ・ブルズのスコアラーであり2年連続でオールスターに選ばれたザック・ラビーンは、今季終了後FAとなる。
ラビーンはここ数年ブルズのエースとしてチームを牽引し欠かせない戦力となっている。まだ話は早いかもしれないが、今夏のオフシーズンのブルズの一番大きな仕事は間違いなくラビーンの残留交渉になると見られている。
そのためファンもラビーンのFAに対する考えが気になっているようだが、ラビーン本人がFAについて言及したようだ。彼の以下のコメントをYahoo Sportsが伝えている。
FAは俺にとって大きなマイルストーンになるだろうね。完全FAになるのは初めて。前は制限付きFAだったから、全く違った経験をすることになる。俺はブルズでのシーズンにとても興奮している。だけど前に進まなければならないし、全く違った経験になる。
俺達はみんな今のレベルに相応しいものを手に入れていると思う。だけどどうなるかはわからない。マックス契約がゴール？それも分からない。だけど俺は相応しいものを手に入れるべきだと思う。
FAになるラビーンはシカゴ・ブルズと最大5年約2億ドルの契約を交わすことが可能（オールNBAチームに選ばれれば金額は更に上昇）となっており、ブルズ以外のチームは最大4年約1億6000万ドルの契約したオファーできない。そのため金銭面を考えるならブルズとの再契約が最高だが、ラビーンがブルズに魅力を感じないのであれば、他のチームへ行く可能性も十分にある。
とはいえ今季のブルズはここ数試合異次元の活躍を披露しているデマー・デローザンの存在もあり、リーグトップクラスの成績を残している。チームの層やバランスも良く、オールスターブレイク後はペイサーズからウェイブされたトリスタン・トンプソンがブルズと契約する予定。十分ファイナル進出を狙える戦力を保持しており、プレイオフでの躍進が期待されている。
リーグ屈指のシューティングガードに成長したラビーンの動向は大きな注目を浴びるだろうが、FAまでの数か月ラビーンはブルズでどんなパフォーマンスを披露するだろうか。