先日のオールスターウィークエンドではライジングスターチャレンジやスキルチャレンジ、3ポイントコンテストなどが開催され、最終日のオールスターゲームでは開催地クリーブランドのアクロン生まれであるステフェン・カリーがMVPを獲得しレブロン・ジェームズがゲームウィナーを決めるという完璧な終わり方を見せた。
全体的に大きな盛り上がりを見せた今年のオールスターだが、一方で唯一の失敗と言って良い出来だったのがスラムダンクコンテストだろう。バスケを知らない人でも知っているであろう程の知名度を誇るこのコンテストはかつて数々の伝説と熱狂を生んだが、今年は序盤からグダグダであり過去ワーストと言われるほど盛り上がらなかった。
一部ファンの間では一旦休止するべきとの声もあるが、今回はComplexがまとめた「スラムダンクコンテストを修理する5つの方法」内4つ(残り1つは記事のまとめだったため除外)を見てみよう。
#1 フォーマットの変更
ダンクコンテストのフォーマットはこれまで同じだったが、正直つまらない。かつてNBAは2002年や2014年のコンテストのようにフォーマットを変更しようとしたが、それらは問題の解決にならなかった。参加できる選手の数を増やしたり、ラウンドの形を変えるなどすれば、より多くの創造性がもたらされる可能性がある。
出来そうなフォーマットの変化として提案するのは、ゴールの高さを少し下げてH-O-R-S-E対決制(※この場合おそらく2人で戦い先攻の選手が行ったダンクを後攻の選手が真似できるかどうかで勝敗を決めるものだと思われる)にすることだ。プロであれば高さを低くする必要はないかもしれないが、世界のトップアスリートがこの戦いに参加しようとするかもしれず、よりスピードアップした戦いが展開されるかもしれない。
↓東西対抗戦の2014年
↓2002年
H-O-R-S-E制にするのは確かに面白そう