日本時間2月26日行われたロサンゼルス・レイカーズ対ロサンゼルス・クリッパーズのライバル対決は、終盤の攻防を制したクリッパーズが105対102で勝利した。
レイカーズはアンソニー・デイビスを怪我で欠いていたが、対するクリッパーズはカワイ・レナードとポール・ジョージ、ノーマン・パウエルというチームのスコアリングを牽引する選手3人が揃って欠場。ホームのレイカーズに少し分があると思われていたが、クリッパーズが大きな勝利を手にした。
戦力を欠いた状態ながらロサンゼルスという大都市に位置するチーム同士のライバル対決とあってお互い意識した戦いになっただろうが、一方でクリッパーズのHCを務めるタイロン・ルーは相手がレイカーズである事を全く気にしていなかったようだ。彼の試合後のコメントをClutch Pointが伝えている。
彼らに対する準備などしていなかった。我々は基本的に自分たちの仕事をしただけ。スモールラインナップがより良くなるために必要だったということ。レイカーズの事は気にしていなかったし、前に進むことだけを考えている。
一部メディアではこの彼のコメントに対し「レイカーズに失礼」と指摘しているようだが、単純に今のレイカーズに力が無く、いつものようにプレイしていれば勝てると思われていただけだろう。
レイカーズはこれで27勝32敗。ストレートでプレイオフに進出することが絶望的となっておりライバルチームから何とも思われていない状況となっているが、ここから意地を見せられるだろうか。