先日のトレードデッドラインでブルックリン・ネッツからフィラデルフィア・シクサーズへ移籍したジェームズ・ハーデン。彼がこのような大型トレードを引き起こすのは2シーズン連続であり、移籍後は一部メディアから「彼はブルックリン・ネッツでバッドチームメイトだった」との報道がなされていた。
ロケッツからネッツへ移籍した際は開幕前のトレーニングキャンプの合流に遅れ露骨にやる気の無さを見せるなどその言動に大きな問題があったため、このバッドチームメイトだったという報道を見て「まぁそうだろうな」と思ったファンは少なくないことだろう。
一方ハーデンはなぜそういった報道が流れているのか理解できていないようだ。このことについて聞かれた以下の彼のコメントをFadeaway Worldが伝えている。
なぜそういう評価なのかわからない。それはメディアが言ったことだ。俺はコート内でも外でも、ベストなチームメイトの一人だと感じている。今の状況があるから、過去にもあったからと言って、俺が悪いチームメイトになる訳じゃない。個人的に、自分のキャリアのために最善を尽くして、ハッピーになる必要があると感じている。俺が悪いチームメイトであるかどうかは全く気にしていない。
シクサーズの選手としてプレイしてまだ2試合しか経っていないが、ハーデンは早くもジョエル・エンビードと良好なコンビネーションを披露し、支配的な活躍を見せている。ただ昨季ブルックリン・ネッツへやってきた時も移籍当初は素晴らしいプレイを見せていたがその後徐々にパフォーマンスを落としたため、最初の数試合で判断するべきではないとの意見も根強い。
そのため今の評価を覆すには残りシーズンの試合で安定したパフォーマンスを披露する必要があるが、これからのハーデンの活躍には間違いなく注目が集まりそうだ。