トレードデッドラインでジェームズ・ハーデンが加わり、キャリアで初めてオフェンス力のあるガードとプレイすることになったジョエル・エンビード。まだハーデンとは3試合しかプレイしていないが、既に支配的なコンビネーションを披露しており、一部メディアやファンはは現代版「コービー・ブライアント&シャキール・オニール」と評している。
だが、エンビードはそういった比較論を歓迎していない模様。このことについて聞かれた際の彼のコメントをClutch Pointが伝えている。
俺はジョエル・エンビードだ。シャックのような方法でプレイしないし、知っての通り彼とは違った方法で支配している。俺は彼のような身体的な支配力があるわけじゃない。当時の彼は圧倒的な怪物で、殿堂入りを果たしたベストプレイヤーの1人だ。だけど俺はジョエル・エンビードだ。俺は彼とは違った方法で支配している。
当時のシャキール・オニールはNBA史上屈指の体格を誇り、ポストでの彼のアタックを止めることが出来る選手は殆どいなかった。一方でエンビードは正確なミドルレンジショットやロングシュートを放つ能力を兼備し、今季アシストでキャリアハイを記録するなど、現代ビッグマンの代表格として支配的な活躍を披露している。
ハーデンが移籍して以降はオープンになる機会が圧倒的に増えよりリラックスした状態でプレイしているように見えるが、シャックとは違った彼の能力はハーデンの移籍によって更に磨きがかかることになりそうだ。