3年目を過ごしている今季マイアミ・ヒートのスコアラーとして印象的な数字を残しているタイラー・ヒーローは、来季終了後制限付きFAになる。
そして今季終了後に契約を延長する資格を有するためヒートがどんな額をオファーするか注目が集まることになるが、ヒーローは大型契約を狙っているのかもしれない。
Bleacher Reportの記者によれば、ヒーローは5年約1億8400万ドルの契約を狙う可能性があるという。
ヒーローはルーキー契約から大きく値の上がる資格を有している。昨季は不調のシーズンを送っていたが、マイアミのセカンドユニットを牽引しチームのベストプレイヤーの1人として活躍。リーグ内ではシックスマン以上の選手になるかどうか疑問視されているものの、22歳の彼はオールスター候補のスコアラーとして開花しており、その結果マイアミは犠牲を払う必要があるかもしれない。
Bleacher Reportsが調査したライバルの幹部やエージェントの中には、ヒーローの次の契約が5年約1億8400万ドルになるのではと信じているものもいる。
1年目バブルで素晴らしい活躍を披露したものの昨季若干の伸び悩みを見せたヒーロー。当時はトレードすべきだったのではとの声も多く聞かれたが、今季はここまで平均20.7得点FG成功率44.2%3ポイント成功率38.5%と素晴らしい数字を残し、評価を大きく覆すことに成功した。
HCのエリック・スポールストラも彼の活躍に関し「チームの勝利数を考えれば、彼はオールスターに選ばれるべき」と高く評価している模様。キャップスペースに余裕の無いヒートがベンチスコアラーに1億ドル以上の契約を提示すれば賛否が巻き起こりそうだが、彼にはレギュラーシーズンに続きプレイオフでもその価値を示してもらいたいところだ。