インディアナ・ペイサーズ時代チームのエース兼リーグ屈指のディフェンダーとしてオールスターに2度選出されたビクター・オラディポ。だが2019年の1月に右足大腿四頭筋の腱を断裂する大怪我を負うと、その後は怪我に悩まされ満足の行くプレイを見せられずにいる。
そのオラディポが、現状について語った模様。彼の以下のコメントをFadeaway Worldが伝えている。
俺はまだオールスターの男さ。今はオールスターレベルに戻るために自分の体を取り戻さないといけないし、それには時間がかかる。でも間違いなく俺はオールスターレベルだと思っているし、これは俺にとって再生なんだ。
オラディポはこれまでオールNBAチームやオールディフェンシブファーストチームに選ばれるなどトップクラスのパフォーマンスを披露してきたが、ここ2年は足の怪我に苦しみかつての活躍を披露できずにいる。
また今季は3月7日のヒューストン・ロケッツ戦でシーズンデビューを果たすも、その後は5試合の出場に留まり平均5.8得点1.4リバウンド2.2アシストはそれぞれキャリアワースト。復帰したのは良いものの、感覚を掴むのに苦戦している印象だ。
オラディポがオールスターレベルの活躍を披露し始めるのにはまだもう少し時間がかかると見られている。現在29歳と選手として全盛期を過ごすはずの年齢でここまで苦しんでいるのは非常に勿体ないと言えるが、彼は果たしてかつての自分を取り戻すことが出来るだろうか。