日本時間今日行われたインディアナ・ペイサーズ対サクラメント・キングスの1戦は、残り0,2秒からダミアン・ジョーンズがティップインを決めたアウェイのサクラメント・キングスが110対109で勝利した。
冬に大型トレードを敢行した同士の戦いとなったこの試合に勝利したキングスはルーキーのデイビオン・ミッチェルが両チームハイタイとなる25得点を記録。ベンチから出場のチメジー・メトゥが22得点を記録。
敗れたキングスはそのキングスからトレードで移籍したバディ・ヒールドが両チームハイタイとなる25得点を記録。またこちらも移籍組のタイリース・ハリバートンが13得点と得点面で苦戦するも、両チームダントツトップとなる15アシストを記録。
またインディアナ・ペイサーズ公式のツイッターによれば、ハリバートンは今季初めてターンオーバー0で15アシスト以上を記録した選手になったという。
13 PTS | 15 AST | 0 TO@TyHaliburton22 is the first player this season with 15 assists & 0 turnovers in a game. pic.twitter.com/aHBwkIzOBy
— Indiana Pacers (@Pacers) March 24, 2022
昨季ドラフト12位でサクラメント・キングスに指名されNBA入りを果たしたハリバートンは1年目から優れたプレイメイクと高いバスケットボールIQを武器に欠かせない戦力として活躍。見事ルーキーオブザイヤー最終候補の3人に選ばれていた。
誰もが将来のキングスを担う選手として評価していた中、キングスは彼を放出しペイサーズのオールスターフォワードであるドマンタス・サボニスを獲得することを決断。一刻も早くプレイオフに進出しプレイオフ連続不出場という忌々しい記録を止めるための決断だったとはいえ、当時からハリバートンの放出には賛否両論があった。
ペイサーズ移籍後ハリバートンは移籍前より数字を上げ平均17.2得点9.5アシストと素晴らしい成績を残している。その間6勝11敗とチームは苦しんでいるとはいえ、彼の存在によりチームの将来が一気に明るくなったのは間違いなさそうだ。