2021年NBAドラフト全体4位でトロント・ラプターズに指名され入団したスコッティ・バーンズ。素材型の評価が多く適応に時間がかかると見られていたが、序盤からスタメンで起用され攻守両面でチームに欠かせない戦力として活躍している。
そのバーンズは現在ルーキーオブザイヤーレースをエバン・モーブリー、ケイド・カニングハムと共に牽引している。この3人の戦いは非常に熾烈であるのだが、バーンズのチームメイトであるパスカル・シアカムはバーンズをルーキーオブザイヤーに推しているようだ。彼の以下のコメントをRookie Wireが伝えている。
間違いなくルーキーオブザイヤーはスコッティが取って欲しい。スコッティとエバンは両者ともに上手くプレイしていて、ゲームを変えている。この2人は全てが出来るみたいだ。ディフェンスが出来て、得点出来て、様々な方法で何でもできる。本当にすごいよね。
また同じくチームメイトのプレシャス・アチウワもバーンズを推しているようだ。
もはや疑問ですらないと思う。なぜ議論になっているのかわからない。彼は何度も証明している。疑問だとは思わないし、彼はルーキーオブザイヤーに値すると思う。彼は信じられない方法でプレイしているし、安定しているから受賞するべきだ。それ以外にどう言えばわからない。
バーンズは今季ここまで平均15.4得点7.6リバウンド3.5アシスト1.1スティールを記録。ディフェンス面では依然として向上の余地があるが、先日のレイカーズ戦ではキャリアハイとなる31得点に加え17リバウンド6アシストと強烈な活躍を披露した。
またその陽気なキャラクターから既に現地ファンの心をガッチリと掴んでおり、ラプターズにとって欠かせない選手に成長している。現在ルーキーオブザイヤーは熾烈を極めており受賞するかどうかはわからないが、激しいプレイイントーナメント争いに巻き込まれているチームにおいて残り試合どんな活躍を披露してくれるだろうか。