昨年の10月下旬に開幕したNBA21-22シーズンは早くも終わりを迎えようとしている。レギュラーシーズン終了後はプレイオフが始まるが、それまでに注目すべき事柄がいくつかある。
今回はCBS Sportsがまとめた「残りシーズン最大のストーリーライン」5選を見てみよう。
※数字は日本時間3月28日までのものであり、ゲーム差などは少し変わっている可能性がある。
タイトなMVPレース
今季のMVPレースは史上稀に見る接戦になりそうだ。ニコラ・ヨキッチとジョエル・エンビード以外の選手を答える人間があまりいないため、彼ら以外に明確なフロントランナーはいない。ナンバー2&3が居ないながらナゲッツをイースト6位に牽引していることを考えると、ヨキッチがおそらくトップ候補なのだろう。彼はほぼ全てのアドバンススタッツでも傑出している。
エンビードに関しても、ヨキッチと似たような道を辿っている。彼も前半最終的にトレードされたチーム2番目のプレイヤーであるベン・シモンズのいないチームを牽引した。今でこそジェームズ・ハーデンという強力な相棒を手にしたとは言え、エンビードは変わらずフィラデルフィアのファーストオプションであり、もしチームの第1シード獲得を導くことになればMVPを獲得する可能性が高くなる。
シクサーズが第1シードを獲得しヨキッチのナゲッツがプレイイントーナメントに参加することになれば?両チームともにプレイオフの順位を争っており、最後の2~3試合の出来がMVPレースの行方を左右するかもしれない。