序盤から低空飛行が続きジェイソン・テイタムとジェイレン・ブラウンのコンビ解消がしきりに噂(というか希望)されていたボストン・セルティックス。だがディフェンスを軸に急浮上するとオールスターブレイク以降19試合で15勝4敗と一気に勝利を積み重ねプレイオフ進出を決めた。
一時期は勝率5割を行き来していたためこの後半以降の躍進には多くのファンが驚いているが、この勢いをプレイオフにも持ち込む事が出来れば、さらなる躍進が期待できるだろう。
そのプレイオフについて、後半以降密かに強烈な数字を残しているジェイレン・ブラウンは以下のようにコメント。The Athleticが伝えている。
今は快適に感じている。もっとアグレッシブになろうとしている。健康だし、プレイオフの準備をして、ゲームを次のレベルに引き上げようとしているんだ。
昨季俺はシーズン終了となる手首の怪我でプレイオフを欠場した。競争性という点で言うと今季はとても興奮しているし、どんな相手であっても準備できる。
セルティックスが不安視していることは、ファーストラウンドでワクチン未接種者のプレイが許されていないトロントに本拠地を置くラプターズと当たるかどうかだろう。セルティックス内にはワクチン接種を済ませていない選手が何人かいると言われており、ブラウンもその1人と見られている。
ただ、昨季プレイオフを欠場しチームもブルックリン・ネッツにボコボコにされファーストラウンドで敗退したため、ブラウンは高いモチベーションを持ってプレイオフでプレイすることだろう。先日の試合でディフェンス面で重要な役割を果たしていたロバート・ウィリアムズのカンファレンスファイナルまでの離脱が決定したが、ブラウンはどこまでの活躍を披露してくれるだろうか。
なおブラウンは重要な試合が続いた3月以降の13試合で平均25.5得点5.7リバウンドFG成功率51.7%3ポイント成功率41.0%と非常に素晴らしい数字を残している。