ルーキーイヤーからチームのエーススコアラーとして活躍し、昨季は平均24.3得点と大きな成長を見せたキャバリアーズのコリン・セクストン。だがオフシーズンにチームとの延長契約締結に失敗すると、開幕から11試合目で左膝の半月板を断裂する重傷を負い一足早くシーズンを終えていた。
今季終了後制限付きFAになる彼にはトレードデッドライン辺りから移籍の噂が流れておりキャバリアーズが彼をキープするかは微妙な情勢だが、少なくともセクストンはキャバリアーズ残留を望んでいるようだ。彼の以下のコメントをThe Athleticが伝えている。
俺はキャバリアーズに残留したい。ここの組織が好きで、チームメイトも好き。どんなことがあっても、キャバリアーズが俺にとって良いと思ってる。俺が今の場所に居るための手助けをしてくれた場所だと思っているし、勝利の文化の一部であり続けたい。
セクストンはスコアリング面で大きな成長を見せてきたが、セルフィッシュなプレイも目立ちチームからの評価はそれほど高くなかったと言われている。平均24.3得点を記録しながら延長契約に合意できなかったのも、あまり信頼が高くないからだろう。
また今季キャバリアーズはセクストンのいない間素晴らしい成績を残した。ラウリ・マルカネン、エバン・モーブリー、ジャレット・アレンのビッグマン3人を並べ司令塔ダリアス・ガーランドがオールスター&MIP候補に選ばれるほどの活躍を披露し、レブロン・ジェームズ移籍後以降で初となるシーズン勝ち越しを記録。
オフシーズンにはそのガーランドに延長契約をオファーすると見られており、セクストンに関しては難しい決断を迫られる可能性がある。
3年目に残した数字は非常に素晴らしいため彼を狙うチームは少なくないと見られている。一応制限付きFAのためキャバリアーズはあらゆるオファーにマッチできるが、果たしてチームはどんな決断を下すだろうか。