デンバー・ナゲッツとのプレイオフファーストラウンドで連勝スタートを切ったゴールデンステイト・ウォリアーズ。どちらの試合もステフ・カリー、クレイ・トンプソン、ジョーダン・プールの3人が起用されている際に強烈なパフォーマンスを残し、デンバー・ナゲッツを圧倒。オフェンス面で明らかな力の差を見せている。
だがカリーは怪我から復帰したてであることからベンチから起用されている。もしこの出場制限が解除された場合ウォリアーズはカリー、トンプソン、プールを同時にスタメンで起用するかどうかの判断を迫られることになるのだが、レギュラーシーズンの彼らの起用法を見る限りスタメンで3人が起用されることはほぼ無かったため、3人の内誰かがベンチから出場することになる。
そうなるとクレイ・トンプソンが復帰した時のようにジョーダン・プールがベンチから起用される可能性が高い訳だが、チームメイトのドレイモンド・グリーンがこのことについて言及したようだ。彼の以下のコメントをClutch Pointが伝えている。
プレイオフでは、シリーズ毎に独自の展開が繰り広げられる。どのシリーズも異なったマッチアップがあって、異なった調整がある。どこかの時点で、プールとカリーがスタメンとして起用されると確信しているよ。
第2戦ではカリー、トンプソン、プールの「スプラッシュトリオ」が合計84得点を記録。会場のボルテージは最高潮に達し、ニコラ・ヨキッチが第4クオーター途中で退場するなどナゲッツの選手達は苛立ちを隠せない様子だった。
次の2戦はナゲッツの本拠地デンバーで行われるが、もしHCを務めるスティーブ・カーがナゲッツにこの3人に対する策がないと判断した場合、スタメンで3人の同時起用を実行する可能性がある。どちらにせよカリーがこの先のプレイオフの試合でずっとベンチから起用される可能性は非常に低いため、カーHCの起用法には注目が集まることになりそうだ。