現在行われ大きな盛り上がりを見せているNBAプレイオフ。今季は特にイーストが例年にない高いレベルで競争を繰り広げており、大きな注目を浴びている。
一方でプレイオフに進出できなかったチームは早くも来季に向け動き出す時期に差し掛かっている。今回は今夏ルーキー契約が終了し制限付きFAになる選手トップ5を紹介しよう。
5位 モー・バンバ
今季の成績:平均10.6得点8.1リバウンド1.7ブロック
2018年ドラフト6位でオーランド・マジックに指名されたモー・バンバは、1年目から47試合に出場しチームの将来を担う存在と期待された。リーグトップクラスのウィングスパンを誇る強力な体格を活かす支配的な活躍を見せてくれるはずだった彼だが、、2年目3年目共に出場機会は全く伸びず。怪我に苦しめられるなど明らかな伸び悩みを見せていた。
だが今季はキャリア4年で最も多い出場試合数、出場時間を記録。また平均得点、アシスト、ブロック、リバウンドでキャリアハイを記録するなど、キャリアイヤーとなるシーズンを過ごしている。更に3ポイント成功率がアテンプト平均4本で38.1%もあり、ルーキー時代には考えられなかった現代的なビッグマンへと進化を果たした。
リムプロテクトと3ポイントシュートを放つことが出来るビッグマンとしての需要はありそうだが、マジックには既に昨年延長契約を結んだウェンデル・カーターJrというビッグマンが居る。更に今年のドラフト3位以上がほぼ確定している3人の選手はすべてビッグマンのため、もしドラフト3位以上の指名権を獲得した場合、マジックはバンバを残留させるか決断を迫られることになりそうだ。