今季途中トレードでフィラデルフィア・シクサーズに加入したジェームズ・ハーデン。移籍直後の数試合は素晴らしいパフォーマンスを披露したものの、その後は低空飛行が続きファンから少なくない批判を集めている。
またプレイオフでも本調子とは程遠くかつての輝きを見せることが出来ずにおり、チームメイトであるジョエル・エンビードからは「もっとアグレッシブになって欲しい」と苦言を呈されていた。
そのハーデンが、自身の今後のプレイについて言及したようだ。彼の以下のコメントをFadeaway Worldが伝えている。
俺はもっとアグレッシブになる必要がある。俺は長い間快適にプレイしてきた。よりアグレッシブになり、その時点で正しいプレイをするだけ。よりフロアを空けてバスケットにアタックする。グループとしての自信を持って、フリーになってプレイする必要がある。
今季はたくさん得点する機会があった。まだレギュラーシーズンで平均20点ほどは取っているし、18-19シーズンのプレイオフもそうだ。30点取れるけど負けるかもしれないし、19得点位でも勝てるかもしれない。ゲームに勝つために必要なことなら何でもするよ。もっとアグレッシブに得点する必要があるし、正しい選択をしないといけない。
ハーデンはレギュラーシーズン最後の20試合の成績が平均20.8得点10.4アシストFG成功率39.4%3ポイント成功率30.6%とグロく、ラプターズとのファーストラウンド6試合でも平均19.0得点10.2アシストFG成功率40.5%3ポイント成功率38.2%と不調から抜け出せずにいる。
シクサーズはイースタンカンファレンスセミファイナルでマイアミ・ヒートと対戦する予定だが、大黒柱でありエースであるジョエル・エンビードが少なくとも最初の2戦を頭蓋骨の負傷により欠場する予定。ハーデンにはスコアリング面でエンビードの穴を少しでも埋める活躍が期待されているが、果たしてより積極的にプレイすることが出来るだろうか。