日本時間5月5日行われたプレイオフウェスタンカンファレンスセミファイナルダラス・マーベリックス対フェニックス・サンズの1戦は、ホームのサンズが第4クオーターに力を見せ129対109で圧勝した。
第1戦ルカ・ドンチッチが45得点を記録しながら勝つことが出来なかったマーベリックス。この試合もドンチッチが35得点と素晴らしい数字を残したが、ドンチッチ以外で15得点以上を記録したのはレジー・ブロックのみ。第1戦同様チームとしての力の差を見せつけれた完敗した。
このシリーズではドンチッチの活躍が期待されているが、それ以上にサンズの完成度が非常に高く数字以上の差を感じる戦いが続いた。それ故第7戦までもつれる競争的なシリーズになるのではと予想する声が一切ない状況となってしまっているが、試合後ドンチッチは以下のようにコメント。Fadeaway Worldが伝えている。
4回勝たない限りシリーズは終わらない。俺達はホームに帰るけど、俺達のファンはアメイジング。最後まで信じるつもりさ。
プレイオフ史上3連敗を喫してから4連勝を記録しシリーズをひっくり返したチームは存在しない。そのため次の試合を落とした場合、マーベリックスのシリーズ敗退の可能性は限りなく高くなる。
マーベリックスのHCを務めるジェイソン・キッドは試合後「ドンチッチ以外のメンバーが応えられなかった」と語りドンチッチ以外の選手の奮起を促していた。ホームに帰る第3戦は非常に重要な戦いになるが、ドンチッチの活躍だけでサンズを倒すことが出来なかったマーベリックスはホームでどんなパフォーマンスを披露するだろうか。