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PJ・タッカー、優れたディフェンダーになるための条件を語る

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昨季ミルウォーキー・バックスでチームのタイトル獲得に貢献し、今季はマイアミ・ヒートのスタメンとしてチームに欠かせない戦力となっているPJ・タッカー。彼は海外のリーグで5年間過ごした後リーグ入りした苦労人であり、以降その屈強な体を活かしたリーグトップクラスのディフェンスでどのチームでも重宝されている。

その彼が、誇りを持っているディフェンスについて語ってくれたようだ。ANDSCAPEのインタビューで「優れたディフェンダーになるにはどんな謙虚さが必要で、何がキーになる?」と聞かれ彼は以下のようにコメント。

誰も5歳の時に「NBAに加入して全ての選手達をガードしたい」なんて言わない。ディフェンスは魅力的なものでは無いんだ。「オフェンスがしたい、シュートを決めたい」これこそ皆が望むものさ。でもある時点で、それは競争力のあるものになるよね?誰かをガードすることが出来れば、お金を稼ぐことが出来てキャリアを築くことが出来る。

ディフェンスは魅力的な仕事ではない。誰も誰かをガードしたがらない。だけど競争性と言う点で、俺はディフェンスでリーグに入りたかったし、そうやってこのリーグでの自分自身を作った。「誰も彼をガードしたくない。なら俺がガードしよう。じゃあ何をする必要がある?」って感じさ。俺は映像を見て勉強する必要があった。傾向を分析する必要があった。全てを学ぶ必要があった。コート上の全員を知る必要があった。話す必要があった。声を出す必要があった。フィジカルにプレイする必要があった。ゲームを理解する必要があった。ゲームを読む必要があった。ディフェンダーとしての仕事を遂行するには魅力的ではないたくさんの事があるんだ。

これはかっこいい。

タッカーは昨季プレイオフイースタンカンファレンスセミファイナルでケビン・デュラントと壮絶なマッチアップを繰り広げ大きな話題に。今季はヒートのスタメンパワーフォワードとしてプレイオフファーストラウンドでトレイ・ヤングを抑え、現在行われているシクサーズとのカンファレンスセミファイナルではジェームズ・ハーデンのマッチアップを担当。見事にその仕事を遂行している。

ディフェンス力が健在である限り彼の需要が無くなることは無いだろう。ここからは負けられない試合が続きディフェンス面がより重要になってくるが、タッカーには引き続き強力なチームディフェンスを誇るチームの主力としての活躍を期待できそうだ。

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