今季開幕前FAになりシカゴ・ブルズへ移籍したデマー・デローザンは、キャリアベストとなるシーズンを過ごしその評価を一気に上昇させた。
だがシーズン後半以降はチームを勝利に導くことが出来ず。数年ぶりに進出したプレイオフでもミルウォーキー・バックス相手に1勝しか記録できずあっけなくシーズンを終えた。
不完全燃焼でシーズンを終えてしまった訳だが、彼は来季について以下のようにコメント。Fadeaway Worldが伝えている。
今季はとんでもなく素晴らしいランだった。マイベストなシーズンだったと感じてる。新しい状況に遭遇する機会があって、必ずしも自分自身を証明したとはいえないけど、再び楽しくバスケットボールに復帰するだけだ。来季はより良くなって帰ってくることを証明できる。間違いなく、確実にね。
デローザンは今季76試合に出場し平均27.9得点(キャリアハイ)5.2リバウンド4.9アシストを記録。時代に逆行した正確なミドルレンジショットと2試合連続結晶ブザービーターを決めるほどの勝負強さでブルズを牽引した。
ただチームは序盤こそ好調だったもののスタメンポイントガードのロンゾ・ボールとディフェンダーのアレックス・カルーソが怪我で離脱すると不調に。デローザンが8試合連続35得点という異次元の活躍を披露した時期もあったが、後半は日程の厳しさについていくことが出来ず強豪相手に負けを積み重ねてしまった。
ブルズが来季再び強豪として返り咲くにはオフシーズンにやらねばならない仕事がたくさんあると言えそうだが、来季中に33歳となり衰える時期が近づくデローザンはどこまでの活躍を見せてくれるだろうか。