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【NBA21-22シーズン】ドラフトの順位が間違っていた最近の選手6人

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近年稀に見る盛り上がりを見せているNBAプレイオフ。一方でプレイオフに出場出来なかったor敗退したチームは来季に向け早くも動き出そうとしている。

そんな中注目されているのが、間もなくやってくるNBAドラフト2022だろう。ドラフトでは毎年各チームのスカウトが様々な方法で選手達を分析しているが、ドラフトの順位=実力とならず、高い順位で指名されながら期待外れの選手や逆に低い順位ながらチームに欠かせない戦力となる選手がいる。プロのスカウトでもわからないことや予想できなかったことが多く、それがドラフトの醍醐味の一つだ。

ということで今回は、ESPNのドラフト番記者がまとめた「ドラフトの専門家の期待以上&以下だった最近のNBAプレイヤー」それぞれ3人を見てみよう。

【順位が低すぎた3人】

ジェイレン・ブランソン

順位:2018年ドラフト33位

2018年ドラフトに至るまでのブランソンの履歴書は圧巻だ。彼は高校時代5つ星の評価を受け、U19FIBAワールドカップではジェイソン・テイタムを抑えMVPを獲得し、金メダルも獲得。NCAAトーナメントでは2度もタイトルを獲得し、プレイヤーオブザイヤーに選ばれた。彼は大学時代超効率的なスコアラー(2ポイント成功率60%3ポイント成功率41%)でありながら、強力なディフェンス力があり決して無駄なターンオーバーが無かった。だが彼の力を信じることが出来ず、NBAチームの判断により彼は2巡目で指名されることになった。

ブランソンの腕は全く長くなく、身長も低いずんぐりとした体格だった。ファーストステップに爆発力は無く、小刻みなボールハンドルも無かった。彼はパワーゲームを好み、プレイスタイルの見た目がそれほど美しくなかったのだ。大学時代は116試合に出場したがダンクとフローターショットをたった7本しか決めることが出来ず、ブロックショットはたった1回。リバウンドとスティールも非常に少なく、分析側はそういった事実を嫌ったのだ。ウィングスパンが無く、オフェンスではポストからのプレイを多用。当時22歳だった選手がどれほど適応できるのか疑問視されていた。

だが彼は直ぐに適応し、その疑問が全てナンセンスだったことを証明した。22歳ながらこの4年で彼は非常に成長したのだ。彼は今季ルカ・ドンチッチがいなかったプレイオフファーストラウンド最初の試合で41得点の大活躍。カンファレンスセミファイナルでもサンズ相手に堂々の活躍を披露している。

ブランソンはリーグ屈指の効率的なピックアンドロールポイントガードとして成長し、フローターショットは上手くなり、屈指のオフザドリブルシューターとなった。オフボールオンボールどちらでもドンチッチと共にプレイ出来る能力は、マブスの成功の大きなカギの一つとなった。依然として決して爆発力のあるガードではなく今季決めたダンク数はたった4つ。だがハンドリングと力強さ、フィニッシュ力がずば抜けており、特にオフザボールでのディフェンスも秀逸であり、年齢を重ねていたのにもかかわらず大きく成長したのだ。

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