現在行われているプレイオフが大きな盛り上がりを見せているNBAだが、ほとんどのチームや選手たちは現在バケーションの時間を過ごしており、プレイオフが終われば選手たちの移籍が活発になる時期がやってくることになる。
今年も近年のように大型トレードが行われることになれば大きな注目を集めることになりそうだが、今回はFadeaway Worldがまとめた「夏に起きそうな現実的な大型トレード」4選を見てみよう。
ジェレミー・グラントのブレイザーズ行き
ブレイザーズの獲得:ジェレミー・グラント
ピストンズの獲得:ジョシュ・ハート、ジャスティス・ウィンズロー
ジェレミー・グラントは来季3年約6000万ドルの3年目を過ごすことになる。プレイオフ争いからしばらく脱落していたピストンズが混戦模様のイースタンカンファレンスでプレイオフ争いに参加することは困難であり、グラントが来季もチームに居るとは考えにくい。来年タダで出ていかれるくらいなら、彼を放出し見返りを得るべきだろう。
ジョシュ・ハートは今季デッドラインでブレイザーズに加入し、その後平均18.7得点FG成功率47.6%を記録しながらハードなディフェンス力を披露。ウィンズローは高い順位で指名された選手であるものの、安定した活躍を見せることが出来ていない。ただ彼はまだ26歳でありリーグトップ10ウィングディフェンダーになる可能性を秘めている。ピストンズはケイド・カニングハムを中心としたラインナップに彼らを組み込めるはずだ。
一方のブレイザーズは昨季途中にローテーションの半分以上の選手を放出し、ダミアン・リラードとアンファニー・サイモンズを軸にチームを作る予定。だたショットセレクションの良いディフェンスが出来るツーウェイプレイヤーを欠いており、グラントがその穴を埋めることが出来れば強力なラインアップが出来上がるはずだ。