2018年NBAドラフト全体1位指名選手であり、1年目からフェニックス・サンズのスタメンセンターとして不動の地位を築いてきたディアンドレ・エイトン。昨季はファイナルに進出したチームにおいて見逃せない活躍を見せ評価を上げた。
だが他の同期たちが次々と大型延長契約を決めるなが、マックス契約を望んだエイトンはそれを嫌がったサンズと延長契約について合意することが出来ず。今季は自身がマックス契約に値する選手であると証明する必要があるシーズンだった。
だが今季の出来で彼の評価が上がったとは言い難く、チームはレギュラーシーズンで圧倒的な戦績を残しながらカンファレンスファイナルで敗退。エイトンは大敗を喫したそのカンファレンスファイナル第7戦でHCモンティ・ウィリアムズと口論し、ファウルが多かったこともありほぼ起用されず。昨オフの動きと最悪のシーズンの終わり方から、エイトンがサンズでプレイすることはもうないのではとの声も多くなっている。
そのエイトンについて、フェニックス・サンズのGMであるジェームズ・ジョーンズは以下のようにコメント。Fadeaway Worldが伝えている。
ディアンドレは素晴らしいシーズンを過ごして、毎年向上し過程を踏んでいる。彼はここにいたし、我々の大きな一部だ。我々と彼の未来は僕たちが適切な時期に取り組むものさ。彼はFAになるが、我々が勝利するために考えることと同じこと。適切な時期に対応する。
フェニックス・サンズはエイトンの能力を高く評価しているだろうが、彼が望んでいるマックス契約には値しないと考えているように見える。ただもしエイトンをチームに留めることが出来なかった場合、リーグトップレベルのアスレチックセンターであるエイトンと同レベルのセンタープレイヤーを新たに獲得するのは非常に困難だ。
サンズはエイトン以外のスタメン全員の契約が来季も保証されている。そのためサンズの今夏の最大の仕事がエイトンとの交渉になるが、就任以降チームを高みに導く手腕を発揮してきたジョーンズの働きが重要になりそうだ。